新井満のつぶやき 2007-2

20070825「千の風・基金」それから
こんにちは!残暑お見舞い申し上げます。
本日は、その後の「千の風・基金」について呟いてみたいと思います。
「千の風・基金」とは何か?なぜ誕生したのか?
メンバーは誰か?どんな社会貢献活動をしているか?
等々については、前回の私のつぶやき2007-1をごらんください。
さて「千の風基金」は最近、金100万円也を「新潟いのちの電話に寄付をいたしました。
そのことをニュースとして報道してくれた新聞記事を次にご紹介します。

■新潟日報 2007年(平成19年)7月7日(土)
 故 川上桂子さんの思い継ぎ
 いのちの電話へ 100万円役立てて 千の風基金が寄付
 新潟県出身の作家、新井満さんが訳詞、作曲し、ヒットしている
「千の風になって」誕生のきっかけになった、同市の故川上桂子さんの遺志を継ごうと設立された
「千の風基金」が五日、同市の社会福祉法人「新潟いのちの電話」に100万円を寄付した。
中略
寄付を受けた「新潟いのちの電話」は自殺を思いとどまらせたり、自死遺族のなやみの相談に乗るなどの
活動を目的に二十三年前に発足、一日に六十件以上の電話相談を受ける。同法人の真壁伍郎理事長は
「今後の運営に使わせていただきます」と話していた。
・「新潟いのちの電話」真壁理事長から礼状が届きました。
千の風基金 代表 川上 耕 様
昨日は、思いもかけず多額の寄付をいただきありがとうございました。
いのちの電話の創設当初、桂子さんとこれからの展望をいろいろ話しあったことを、懐かしく思い出して
おりました。いのちの電話の次の世代を導いてくださる方と強く期待しておりました。主義主張など面倒な
ことは何一ついわなくとも、すっと思いが通じあえたまれな人でした。いただいた寄付にあわせ、こうした
桂子さんのストレートな姿勢や思いを相談員の方々にもお伝えし、わたしたちの励みとさせていただきたいと
思います。
  ほんとうにありがとうございました。基金の関係者の皆さまにも、よろしくお伝えください。
                   2007年7月6日
                新潟いのちの電話 理事長 眞壁 伍郎