新井満のつぶやき 2008-8

20080815「千の風基金の活動について」
千の風基金の活動についてお知らせします。
2008年6月12日(木)
新潟市にて千の風基金の理事会が開かれました。
寄付金の送付先について協議した結果、次の3件(1個人と2団体)に決定いたしました。
1) 四川省大地震(2008年5月12日)の被災者に対する義援金50万円を李広宏氏(在日の中国人歌手)に託す。
2)新潟水俣病被害者の会に50万円を寄付する。
3)水車の会(川崎市の盲人図書館で活動する視覚障害者支援グループ)に101万円を寄付する。

1)については李広宏氏から次のような礼状が届きました。
 四川大地震義援金御礼
 このたび四川大地震に対しまして多大なる義援金を寄せて頂きましてありがとうございました。
 6月13日郵便局振込みにて「千の風基金」様より50万円確かに受け取らせて頂きました。
 早速16日より四川に入りましたが幼い子供たちが大きな被害を受けているのを見て、
 一番必要で喜ばれるものとして、文房具セットを義援金より現地調達し、持参した激励Tシャツと共に
 学童たちにプレゼントさせて頂きました。
 コンサートとプレゼントで子供達にも少し笑顔が戻って来ましたが、こんな惨状のなかでも「勉強がしたい!」と
 願う多くの子供に胸打たれ、「現地に学校を再建しよう」と決意を固め、今後もチャリティー活動を
 続ける所存でございます。
            李 広宏
2)については、新潟水俣病被害者の会から礼状が届きました。
3)については水車の会より次のような礼状が届きました。
 千の風基金 事務局御中
 梅雨明けが待たれる今日この頃となりました。皆様におかれましてはご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、助成金の申請に対し、温かいご配慮をいただき、ありがとうございました。
 6月17日火曜に確かに、101万円を頂戴いたしました。
 
水車の会は、視覚障害者の方々の福祉の向上を目的とし、その中で、図書に関する情報が少ないことに注目し、
図書に関する情報をお届けすることを中心に45年前から活動を展開しております。
同封いたしました、水車の会40周年誌をごらんいただけると、活動の一端がご理解いただけると存じます。
 今回助成金の申請をいたしましたのは、申請理由にも記入いたしましたが、録音の環境が、デジタルに
移行しなければいけない状況になり、デジタル録音に必要な機材の購入が自前では不可能だったからです。
千の風基金様から頂きました、助成金を利用して、デジタル録音に必要な機材を整えることができます。
また、利用者である資格障害者の方々にとって聞きやすい読みを勉強する研修会も開催できます。
本当にありがとうございました。
              平成20年6月20日
              水車の会 岩崎 久留美(副会長)
      
              210-0024
              川崎市川崎区日進町5−1
              川崎市福祉センター盲人図書館内
 水車の会から送られてきた会報には、次のような文章が掲載されておりました。
 
 webサイト水車の会のトピックス 7月29日千の風基金から大きなプレゼントを参照してください。